大学院人間文化総合科学研究科 フフモッイハニア_オーオーイハニアケルヘ」、appマツヤリニスフィ 数物科学専攻
物理学コース
物理学は、素粒子や原子核といった物質を構成する極微の世界から、原子・分子といったミクロな粒子とそれらの集合体である身のまわりの物質、そして天体、宇宙に至るまで、いわば自然全体を研究対象としています。本専攻では、それらの舞台で起こる自然現象を理解するための知識と思考法、手法を習得します。一方で物質の基本的な構造とそこに働く相互作用や法則を研究するとともに、多様な物質世界の諸現象や物質の性質をミクロな法則に基づいて理解することを目指します。物理学コースは素粒子原子核宇宙物理分野と物性物理分野の2つから成り立っており、互いに連携をとりながら教育研究を進めます。さらに研究と続けたい人には、博士後期課程への進学の道が開かれています。
<学位授与の方針>(ディプロマ・ポリシー)
【学位の前提となる教育理念】
物理学は、素粒子などの極微の世界から、天体、宇宙に至るまで、いわば自然全体を研究対象としています。本コースでは、それらの舞台で起こる自然現象を理解するための知識と思考法・手法を習得し、物質の基本的な構造とそこに働く相互作用や法則を研究すると共に、多様な物質世界の諸現象や物質の性質をミクロな法則に基づいて理解することを目指します。
この考えに基づき、専門分野に関する高度な学習と研究活動を十分に遂行することを通して、個性ある優れた研究を創出することができる人や社会の様々な分野でリーダーとしての役割を果たし社会に貢献できる人に成長することが求められます。また、高度な専門知識や思考能力を社会の中で役立てるために必要な、国際的な情報発信力を身につけることも求められます。
【身につけるべき力】
本コースで学ぶことにより、下記のような素養・能力を身につけることができます。
・高度に発展した多様な科学技術の分野の基礎である物理学の専門知識
・物理の知識を基盤にして、様々な諸課題に対し、専門的で科学的な思考ができる能力
・高度な数学やコンピュータを用いた情報処理の能力
・成果を広く社会に還元するための国際的な情報発信力
【学位授与の要件】
以上のような目標に向かい、所定の期間在学して十分に学習および研究を行い、定められた修了要件を満たした学生に修士の学位を授与します。
<教育課程編成・実施の方針>(カリキュラム・ポリシー)
【基本的なカリキュラム構造】
物理学コースでは極微の世界から宇宙にまでわたる様々な自然現象を理解するために、学部における教育で身につけた物理学の知識を基礎に、さらに高度な物理の専門知識および物理的思考法を体系的に身につけます。そのために、学部で学んだ内容から大学院で学ぶ内容への橋渡しとなる理論と実験の基礎的内容を含んだ科目から、高度に専門的な内容を含んだ科目まで系統的に学びます。
さらに、所属する研究室で教員から緻密な指導を受けながら研究を進めることにより、自然界を舞台に起こる現象を深く理解し、個性ある優れた研究を創出するための知識と課題解決のための思考法や手法を身につけます。研究成果を学外での学会や研究会等で発表する機会を通じてプレゼンテーションの能力も身につけます。また、研究倫理に関しても学びます。
これらにより、現代の高度に発展した多様な科学技術の分野に関わることのできる能力を習得し、修了後は社会の様々な分野でリーダーとしての役割を果たし社会に貢献できる人に成長することを目指します。
【学修成果の評価】
学習および研究の成果は、様々なゼミや実験の結果、修士論文などにより客観的に評価されます。
<入学者受入れの方針>(アドミッション・ポリシー)
【入学者選抜の前提となる教育理念と求める学生像】
物理学は、素粒子や原子核といった物質を構成する極微の世界から、原子・分子といったミクロな粒子とそれらの集合体である身のまわりの物質、そして天体、宇宙に至るまで、いわば自然界全体を研究対象としています。自然の不思議に対する好奇心と、それに対して理論的・実験的に何故だろうと考える強い探求心・個性的な発想を持った学生、学部レベルの専門性をさらにレベルアップさせたいと考える意欲的な学生を求めます。
【入学者選抜の方法】
物理学コースへの入学を目指す受験生の皆さんには、入学試験のタイプに応じて、物理学の基礎科目の筆記試験や口述試験が課され、これらの結果を総合して入学が判定されます。また、英語も国際的な活動に重要であり、十分な能力を身につけておくことを希望します。