古都奈良における生活観光

 

 

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古都奈良における生活観光 奈良女子大学
現代GP
平成19年度採択 現代GP 「古都奈良における生活観光」
−地域資源を活用した全学的教育プログラム−
  現代GPとは
文部科学省による事業概要  
採択されたGPの概要  
平成17年度採択のGPとの関連
 
文部科学省による事業概要
 文部科学省は、各大学・短期大学・高等専門学校等が実施する教育改革の取組の中から、優れた取組を選び、支援するとともに、その取組について広く社会に情報提供を行うことにより、他の大学等が選ばれた取組を参考にしながら、教育改革に取り組むことを促進し、大学教育改革をすすめています。この「優れた取組」を「Good Practice」と呼んでいます。これは、近年、国際機関の報告書などで「優れた取組」という意味で幅広く使われており、諸外国の大学教育改革でも注目されている言葉です。なお、この言葉を略して、「GP」と呼んでいます。
 その「GP」をキーワードとして、教育方法や教育課程(カリキュラムなど)の工夫改善の取組や、社会からのニーズの強い課題に対応した取組など、大学における学生教育の質の向上を目指す特色のある優れた取組を選び、その取組をサポートしています。文部科学省では、これらのサポートのためのプログラムとして、「特色ある大学教育支援プログラム」と「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」を実施しています。
 これらを「GP」にちなんで、それぞれ、「特色GP」、「現代GP」と呼んでいます。

文部科学省HP  「現代GPとは」
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/gp/001.htm

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採択されたGPの概要
 本学は、「古都奈良における生活観光−地域資源を活用した全学的教育プログラム−」を計画し、平成19年度現代GPの「地域活性化への貢献(地元型)」のテーマに申請し、このたび選定されました。

 本プログラムは、本学が立地する古都奈良をフィールドに、奈良市および地域の人びとや諸団体と連携しながら、生活観光という考え方を通して、地域資源を発掘・再評価・発信するプロセスを実践的に学ぶ取組です。本学各学部が個別に行ってきた奈良に関する教育・研究を、社会連携センターのもとに体系化・総合化してプログラムを推進していきます。内容については、地域資源を発掘・再評価することを学ぶ3つのテーマと、そこで得られた情報を発信し、新しい観光のあり方を考えていく1つのテーマから構成されています。また、4つのテーマに共通する取組として、毎年秋に行われる正倉院展関連プロジェクトに主体的に参加し、成果を来訪者に発信し評価を受けます。計画立案から評価・次年度にむけた教育改善にいたる1年間の教育のスケジュールを組んで行くことも本プログラムの特徴です。こうした取組から地域活性化に貢献できる人材を養成していきます。

 本学では平成17年度から「地域の変革を促す女性人材育成プログラム−歴史的市街地に立地する大学を地域社会変革の拠点とする−」(現代GP)に取り組んでいます。今回のGPは今までの取組の一部を生活観光という視点から新たに発展させるものです。

●キーワード:(1) 生活観光 (2) 地域活性化 (3) 地域資源 (4) 奈良 (5) 正倉院展


文部科学省HP  「選定理由」
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/19/07/07072005/003/001/001.htm

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平成17年度採択のGPとの関連
 本プログラムは、地域と連携した教育改革を進める点、大学周辺の地域活性化に貢献しようとする点で、H17年度に採択された現代GPの主旨と共通します。実際に、平成17年度現代GPで連携をしている地域の関係諸団体のいくつかも共通しています。しかし、平成17年度現代GPが、生活環境学部単独の教育プログラムである点、地域における女性の能力を高めようとする点が、本プログラムと異なる点です。もちろん、現在の現代GPの取組で掲げる6つのテーマのうち、「歴史的な生活・町家から学ぶ」、「住宅地の居住環境整備」、「安全・安心のまちづくり」は、本プログラムのテーマのひとつ「生活環境を再評価する」と重なりあうもので、相互に補完しあいながら推進していきます。

平成17年度現代GPのHP
/gp/

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