過去のニュース履歴
古いニュースの保管場所です。
新しいニュースの履歴(2020年以降)はこちら
新しいニュースの履歴(2020年以降)はこちら
2019年
- 2019. 10. 20 マスター1年の梶本さん、学士4年の壇辻さん、学士4年の橋添さんが国際フジツボシンポジウムに参加しました。 発表題目は以下の通りです。 梶本さん 「Life cycle and seasonal sex ratio variation in rhizocephalan Peltogasterella gracilis」 壇辻さん 「Reproductive success of dwarf males and hermaphrodites in Octolasmis」 橋添さん 「Reproductive ecology of deep sea scalpellid barnacles」
- 2019. 08. 23 卒業生の熊谷さんの論文がJournal of Molluscan Studiesに掲載されました。 Kumagai, N., & Yusa, Y. (2019). Effect of inbreeding on sex ratio in the apple snail Pomacea canaliculata. Journal of Molluscan Studies, 85(3), 348-353. https://academic.oup.com/mollus/article-abstract/85/3/348/5553673?redirectedFrom=fulltext
- 2018. 06. 15 卒業生の山本さん?小升さん達の論文がVenusに掲載されました。 Yamamoto, S., Komasu, H., Kitaura, J., Aoyama, T., Iwaguchi, S., Nakamura, M., Kawane, M., Collins, T, M., Yusa, Y. (2018) Development of 11 microsatellite markers and paternity analysis in the invasive apple snail Pomacea canaliculata. Venus, 76, 79-85. スクミリンゴガイの遺伝(マイクロサテライト)マーカーを11組開発し,父性判定に利用可能であることを示しました。
- 2018. 6. 5 ドクター3年の熊谷さんの論文がGeneticaに掲載され、出版されました。 Yusa, Y., & Kumagai, N. (2018) Evidence of oligogenic sex determination in the apple snail Pomacea canaliculata. Genetica, 146(3), 265-275. スクミリンゴガイを用いた交配実験により、本種の性決定には少数の遺伝子が関与していることを示しました。 https://doi.org/10.1007/s10709-018-0017-z
-
2018. 5. 14
京大?瀬戸臨海実験所の歴代の関係者で, 半世紀にわたるウニ個体群の長期変動と人間活動の影響を解明しました。
Ohgaki, S., Kato, T., Kobayashi, N., Tanase, H., Kumagai, N., Ishida, S., Nakano, T., Wada, Y., Yusa, Y. Effects of temperature and red tides on sea urchin abundance and species richness over 45?years in southern Japan. Ecological indicators, 96 , 684-693.
本論文:https://doi.org/10.1016/j.ecolind.2018.03.040
本学による発表:/nwu/news/H30news/20180425.html
(時事通信,毎日新聞,Science Daily等で紹介)
- 2018. 4. 20 ドクター3年の熊谷さんの論文がGeneticaに掲載されました。 Yusa, Y., & Kumagai, N. (2018) Evidence of oligogenic sex determination in the apple snail Pomacea canaliculata. Genetica, 146(3), 265-275 スクミリンゴガイを用いた交配実験により、本種の性決定には少数の遺伝子が関与していることを示しました。 https://doi.org/10.1007/s10709-018-0017-z
- 2018. 3. 30 ドクター3年の安岡さんが ,第65回日本生態学会大会において優秀ポスター賞を受賞しました。 発表題目は,「 抱卵するコケゴロモガキOstrea circumpictaの性システム 」です。
- 2017. 10. 27 ドクター3年の安岡さんの論文がMarine Biologyに出版されました。 Yasuoka, N. & Yusa, Y. (2017b) Effects of a crustacean parasite and hyperparasite on the Japanese spiny oyster Saccostrea kegaki, Marine Biology, 164:217. ケガキに寄生するカクレガニに寄生するヤドリムシ(超寄生者)がカクレガニの寄生率を変化させ,ケガキに間接的に悪影響を与えうる,と示したものです。 https://link.springer.com/article/10.1007/s00227-017-3250-6
- 2017. 05. 8 卒業生の井田さんの論文がJournal of Crustacean Biologyに掲載されました。 Ida, H., & Wada, K. (2017). Aggressive behavior and morphology in Scopimera globosa (De Haan, 1835) (Brachyura: Dotillidae) Haruka Ida & Keiji Wada, 2017. Journal of Crustacean Biology, 37(2), 125-130. DOI:10.1093/jcbiol/rux011
- 2017. 04. 18 卒業生の宮嶋さんの論文がJournal of Crustacean Biologyに掲載されました。 Miyajima, A. & Wada, K. (2017) Relationships between life history traits and sexual dimorphisms in two varunid crabs, Hemigrapsus takanoi Asakura & Watanabe, 2005 and H. sinensis Rathbun, 1931 (Brachyura: Varunidae). Journal of Crustacean Biology, 37(1), 21-28. DOI:10.1093/jcbiol/ruw011
- 2017. 04. 18 卒業生の山本さんの論文が日本ベントス学会誌に掲載されました。 山本靖子 & 和田恵次 (2017) ハクセンシオマネキとチゴガニの間には生息場所利用?個体間関係において 競争的関係がみられるか? 日本ベントス学会誌 71:78-82.
- 2017. 03. 15 マスター2年の稲田さんが,第64回日本生態学会大会において最優秀ポスター賞を受賞しました。 発表題目は、「無脊椎動物における捕食リスクに応じた産子調節」です。
- 2017. 03. 06 卒業生のWijayantiさんの論文がCrustaceanaに掲載されました。 Wijayanti, H., Yusa, Y., & Kado, R. (2017) Larval development of the epizoic barnacle Octolasmis unguisiformis Kobayashi & Kato, 2003 (Cirripedia, Pedunculata). Crustaceana, 90: 321-336. 干潟のメナガオサガニに特異的に着生し,国内のレッドリストに掲載されている唯一のフジツボ類でもあるメナガオサガニハサミエボシの幼生を飼育し,その全発生ステージを記載しました。 10.1163/15685403-00003654
- 2017. 03. 06 マスター1年の西山さんの研究が,テレビで紹介されました。 マスター1年の西山さんの「奈良公園のシカのおじぎ行動」についての研究が, NHK(「ならナビ」,「おはよう関西」)と毎日放送(「VOICE」,「ちちんぷいぷい」)で紹介されました。
- 2017. 03. 03 ドクター2年の安岡さんの論文がPlankton and Benthos Researchに出版されました。 Yasuoka, N. & Yusa, Y. (2017) Direct evidence of bi-directional sex change in natural populations of the oysters Saccostrea kegaki and S. mordax. Plankton and Benthos Research, 12 (1): 78-81. ケガキとオハグロガキが属するSaccostrea属のカキ類では,雄性先熟(オスからメスへの性転換)が示唆されていましたが,直接的な証拠は得られていませんでした。本論文では,これら2種の性転換の直接観察を行い,双方向性転換(オスからメスの方向と,メスからオスの方向)が起こることを示しています。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/pbr/12/1/12_B120108/_article
- 2017. 02. 03 卒業生(和田研)の坂本さんの論文が,出版されました。 坂本晴菜 & 和田恵次. (2016) 干潟の稀少巻貝コゲツノブエ(オニノツノガイ科)の分布と生活史. 南紀生物, 56: 115-120.
- 2017. 01. 31 卒業生の和田さんの論文がEcologyに出版されました。 Wada, Y., Iwasaki, K., Ida, T. Y., & Yusa, Y. (2017) Roles of the seasonal dynamics of ecosystem components in fluctuating indirect interactions on a rocky shore. Ecology, in press. 生態系において,ある生物種は,他種と直接的にだけでなく間接的にも効果を及ぼし合っています。これまで,この間接効果の大きさは短期的に評価されたものが多く,長期的な間接効果の変動や,そこに生態系構成種の季節性がどのように影響するかについてはほとんど明らかにされてきませんでした。本論文では,岩礁潮間帯に存在する生態系を用いて間接効果を長期的に評価することで,季節を通した間接効果の動態とそのメカニズムを詳細に示しています。 10.1002/ecy.1743
- 2016. 11. 14 ドクター2年の安岡さんの論文が出版され,雑誌のfeatured articleに選定されました。 Yasuoka, N. & Yusa, Y. (2016) Effects of size and gregariousness on individual sex in a natural population of the Pacific oyster Crassostrea gigas. Journal of Molluscan Studies, 82: 485-491. マガキは性転換をすることが知られていますが,自然個体群における性表現はほとんど調査されていませんでした。この論文では,野外調査と野外実験の結果から体サイズと隣接個体の存在が性表現に影響を与えることを報告しています。 http://mollus.oxfordjournals.org/content/82/4/485.abstract
- 2016. 11. 08 卒業生(和田研)の中山真理子さんが,以下の論文で,2016年度甲殻類学会の学会賞を受賞しました。 Nakayama, M. & Wada, K. (2015) Life history and behavior of a rare brackish-water crab, Ilyograpsus nodulosus (Sakai, 1983) (Macrophthalmidae). Crustacean Research, 44: 11-19. http://doi.org/10.18353/crustacea.44.0_11
- 2016. 07. 29 ドクター2年の安岡さんの論文がオンラインで公開されました。 Yasuoka, N. & Yusa, Y. (2016) Effects of size and gregariousness on individual sex in a natural population of the Pacific oyster Crassostrea gigas. Journal of Molluscan Studies マガキは性転換をすることが知られていますが,自然個体群における性表現はほとんど調査されていませんでした。この論文では,野外調査と野外実験の結果から体サイズと隣接個体の存在が性表現に影響を与えることを報告しています。 http://mollus.oxfordjournals.org/content/early/2016/07/17/mollus.eyw020.abstract
- 2016. 07. 07 ドクター2年の安岡さんが平成28年度「大学院奨励研究員」に採択されました。 研究課題名は「コケゴロモガキOstrea circumpictaの性表現」です。
- 2016. 02. 22 卒業生のWijayantiさん(インドネシアからの留学生)の論文が出版されました。 Wijayanti, H. & Yusa, Y. (2016) Plastic sexual expression in the androdioecious barnacle Octolasmis warwickii (Cirripedia: Pedunculata). Biological Bulletin, 230: 51-55. フジツボ類のオノガタウスエボシは,雄性異体(雄と雌雄同体の共存)という動物界で極めて稀な性表現をもちます。移植実験によって,雄と雌雄同体という性が,定着場所(つまり環境条件)によって決まるということをフジツボ類で始めて明らかにしました。
- 2016. 01. 09 ドクター1年の安岡さんが,2015年度第2回日本生態学会近畿地区例会において奨励賞を受賞しました。 発表題目は,「超寄生者のエビヤドリムシがカクレガニを通して宿主のカキ類の繫殖に与える影響」です。
- 2016. 01. 05 卒業生の安田さんの論文が出版されました。 Yasuda, N., Miyamoto, N., Fujiwara, Y., Yamamoto, T. & Yusa, Y. (2016) Effects of food availability on growth and reproduction of the deep-sea pedunculate barnacle Heteralepas canci. Deep-Sea Research Part I 108, 53-57. DOI: 10.1016/j.dsr.2015.12.008 熱水噴出孔や鯨骨以外,つまり海底の大部分を占める通常の深海底にすむ動物の生態は,実はあまり知られていません。この論文では,これまで知見のなかった深海性フジツボ類における成長や繫殖パターンを,3つの異なる餌条件下で調べた結果を報告しています。
- 2015. 12. 18 卒業生の秋田さんの論文がJournal of Ethologyに掲載されました。 Akita, S., Wada, Y., Wada, K. & Torii, H. (2016) Variation and social influence of bowing behavior by sika deer (Cervus nippon). Journal of Ethology, 34: 89-96. DOI: 10.1007/s10164-015-0451-7
- 2015. 11. 06 卒業生中山さんの論文がJournal of Crustacean Biologyに掲載されました。 Nakayama, M. & Wada, K. (2015) Effect of size on fighting and mating in a brachyuran crab with female-biased size dimoprohism, Ilyograpsus nodulosus (Macrophthalmidae). Journal of Crustacean Biology, 35(6), 763-767, 2015. DOI: 10.1163/1937240X-00002380
- 2015. 09. 17 卒業生の宮嶋さんの論文がEthologyに掲載されました。 Miyajima, A. & Wada, K. (2015) Is the setal patch on the chelae of Hemigrapsus takanoi and Hemigrapsus sinensis (Crustacea, Brachyura, Varunidae) advantageous in fighting and mating? Ethology, 121: 1-10. DOI: 10.1111/eth.12405
- 2015. 09. 17 卒業生中山さんの論文がCrustacean Researchに掲載されました。 Nakayama, M. & Wada, K. (2015) Life history and behavior of a rare brackish-water crab, Ilyograpsus nodulosus (Sakai, 1983) (Macrophthalmidae). Crustacean Research, 44: 11-19. DOI: 10.18353/crustacea.44.0_11
- 2015. 9. 4 ドクター1年の安岡さんが,学生優秀発表賞を受賞しました。 ドクター1年の安岡さんが,2015年日本ベントス学会?日本プランクトン学会?合同大会学生優秀発表賞を受賞しました。
- 2015. 05. 05 卒業生の宮本さんの論文がMarine Biologyに掲載されました。 Miyamoto, A., Sakai, A., Nakano, R. & Yusa, Y. (2015) Phototaxis of sacoglossan sea slugs with different photosynthetic abilities: a test of the ‘crawling leaves’ hypothesis. Marine Biology, 162(6), 1343-1349. DOI: 10.1007/s00227-015-2673-1
- 2015. 05. 01 ドクター3年の和田さんの論文がJournal of Experimental Marine Biology and Ecologyに掲載されました。 Wada, Y., Iwasaki, K., Yusa, Y. (2015) Prey density affects strengths of density- and trait-mediated indirect interactions of predators on an algal community. Journal of Experimental Marine Biology and Ecology 468 (2015) 67-73 DOI: 10.1016/j.jembe.2015.03.015
- 2015. 04. 06 卒業生の坂上さんの論文がJournal of Crustacean Biologyに掲載されました。 Sakagami, M., Miyajima, A., Wada, K. & Kamada, M. (2015) Claw-waving behavior by male Uca lactea (Brachyura, Ocypodidae) in vegetated and un-vegetated habitats. Journal of Crustacean Biology 35: 155-158. DOI: 10.1163/1937240X-00002314
- 2015. 04. 06 卒業生の村上さんの論文がCrustaceanaに掲載されました。 Murakami, Y. & Wada, K. (2015) Inter-populational variations in body color related to growth stage and sex in Gaetice depressus (De Haan, 1835) (Decapoda, Brachyura, Varunidae). Crustaceana 88: 113-126. DOI: 10.1163/15685403-00003391
- 2015. 03. 24 マスター2年の安岡さんが,第1回稲葉カヨ奨励賞を受賞しました。
- 2015. 03. 19 ドクター2年の和田さんが,第62回日本生態学会大会において優秀ポスター賞を受賞しました。
- 2015. 03. 01 当研究室に昨年5ヶ月間滞在したSilvana Burelaさんの総説が掲載されました。 当研究室に昨年5ヶ月間滞在したSilvana Burelaさんのリンゴガイ類の繁殖生態に関する総説が植物防疫誌に掲載されました(訳:修士1年?熊谷,他)。
- 2015. 01. 24. NHK総合テレビ(近畿ブロック)にて,研究室が紹介されました。 NHK総合テレビ(近畿ブロック)「週末応援ナビ☆あほやねん! すきやねん!」にて,集団生物学研究室が紹介されました。
- 2015. 01. 23 卒業生の上島さんの卒論がJournal of Molluscan Studies誌に掲載されました。 Ueshima, E. & Yusa, Y. (2015) Antipredator behaviour in response to single or combined predator cues in the apple snail Pomacea canaliculata. Journal of Molluscan Studies 81: 51-57 DOI: 10.1093/mollus/eyu057
- 2015. 01. 19 卒業生の宮島さんの修論がPlankton & Benthos Research誌に掲載されました。 Miyajima, H. & Wada, K. (2014) Spatial distribution in relation to life history in the neritid gastropod Clithon retropictus in the Kanzaki River Estuary, Osaka, Japan. Plankton & Benthos Research 9(4): 207-216,2014 DOI: 10.3800/pbr.9.207
- 2015. 01. 07 卒業生の原さんの卒論がBiological Invasions誌に掲載されました。 Hara, A. et al. (2015) Canal type affects invasiveness of the apple snail Pomacea canaliculata through its effects on animal species richness and waterweed invasion. Biological Invasions 17: 63-71 DOI: 10.1007/s10530-014-0703-4
- 2014. 9. 集団生物学研究室HPリニューアルオープン
- 2014. 08. 29 卒業生の上島さんの卒論がJ. Mol. Stud. 誌(オンライン版)に掲載されました。 DOI: 10.1093/mollus/eyu057
- 2014. 08. 15 D2の和田さんがアメリカ生態学会で発表しました。 タイトル「Changes in algal community structure via density- and trait- mediated indirect interactions」
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年