学際としての「子ども学」 21世紀の学問のキーワードは「学際」。 現実の世界は狭い学問の枠で切り揃えられるようなものではありません。 これまで積み上げられてきた諸学の理論と方法を着実に身につけるだけでなく、 まず現実の問題にぶつかって、そこで新たなアプローチを編み出し、 あらたな理論を立ち上げていく。 そうしたチャレンジングな学問のあり方がいま求められています。
そして、そのためには、これまでの知見を活用するとともに、「子ども」や「おとな」が生きる 現実を多角的にとらえるために、多学問を活用し、学際を築いていきます。 「子ども学」のアプローチ 子ども学は、大きく三つの方向からアプローチをします。
子ども学プロジェクトの取り組み 子ども学プロジェクトでは、大きく三つの取り組みがなされます。
行動するプロジェクト
社会的実践につないでいく。 専攻を超え、教員、学生がともに参加し、行動するプロジェクトです。 2003年度より、「子ども学」に関する科目をいくつも立ち上げています。今後、さらに充実させていきます。活動や履修を通して、次世代の子ども学の担い手が育つことを願っています。 「子ども」にかかわる現場は、家庭、地域、学校だけでなく、社会のあらゆるところに広がっています。このプロジェクトに加わった人たちが、卒業後、その仕事を通 じて、個々の現場で それぞれのプロジェクトを継続していくことが私たちの願いです。 子ども学の視点をもって学校や保育の現場に、心理相談や発達相談の現場に、また福祉や法の現場に、あるいはさらなる研究を求めて研究や調査の現場に……、 そうして多くの人材が社会に広がっていくことを願っています。 |
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