本学の取組

 本学は平成18年度科学技術振興調整費「女性研究者支援モデル育成」に採択され、採択期間の3年間に、 女性研究者が研究と出産・育児等を両立し研究活動を継続できるための支援環境を整備しました。 この取組の成果は、意思決定過程への女性の登用促進、女性教員の採用促進に関するアクションプランの制定等のシステム改革、 意識改革につながり、このような改革を基盤として、 平成22年度科学技術振興調整費「女性研究者養成システム改革加速」に応募し、提案課題「伝統と改革が創る次世代女性研究者養成拠点」が採択されました (平成23年度より、文部科学省科学技術人材育成費補助金「女性研究者養成システム改革加速事業」として実施)。5年間の採択期間は終了しましたが、平成27年度以降も、女性人材育成機関としての伝統と実績を活かした取組を更に充実させ、理工系分野の女性教員数の増加を目指します。
 具体的には、「男女共同参画推進機構」に設置されている「女性研究者養成システム改革推進本部」を中心として、以下のシステムを実施します。

  1. 若手女性研究者養成システム : 公募方式と推薦方式による選抜を行い、優秀な女性研究者を採用。
  2. 研究スキルアップシステム : 女性研究者に対する種々の支援を充実し、女性院生を養成する指導教員を支援。
  3. 若手研究者サポートシステム : メンターチームによる女性研究者支援とPDCAサイクルによる指導助言体制の改善。
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