危機管理・保険について
1.留学先での危機管理
海外へ留学する際は、事前に留学先地域の治安情勢や犯罪傾向等を十分に把握し、事故やトラブルに巻き込まれないよう日頃から心がけておいてください。
各国の治安に関しては、外務省の海外安全ホームページに最新の情報がアップされています。
(http://www.anzen.mofa.go.jp/)
留学に関するスケジュールが決まったら、必ず出発する前(遅くとも出発の10日前まで)に「海外渡航届出書」を国際課に提出してください。
なお、旅券法第16条により、海外に3カ月以上滞在する日本人は、日本国大使館または総領事館に「在留届」を提出するよう義務付けられています。留学先で住所が決まり次第、インターネットにより必ず申請を行って下さい。
また、3カ月未満の渡航を予定している場合は「たびレジ」に登録することができます。「たびレジ」に登録すると災害や緊急事態が起こった際に、在外公館が発出する緊急一斉通報メールを受け取ることができますので、渡航のスケジュールが決まったらインターネットにより登録手続きを行ってください。
「在留届」及び「たびレジ」の登録:https://www.ezairyu.mofa.go.jp/
また事故や災難に遭った際の連絡先や対応についても準備しておいてください。
2.病気やケガに対する保険
国によって医療事情は大きく異なります。留学先で病気やケガになる可能性も考え、それらの医療費を十分カバーできる保険に事前に加入しておいてください。外務省の世界の医療事情のサイト(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/index.html)には各国の医療事情や、日本語で対応可能な医療機関も掲載されていますのでよく読んで把握しておいてください。
また持病等のある人は、渡航前にかかりつけの医師と相談したり、常備薬を持っていくことも忘れないようにしてください。
下記は留学する際に関係する保険制度についての一般的な説明です。留学先の大学によって加入しなければならない保険や内容が異なりますので、詳細については国際交流センターや各保険会社等にご相談ください。
- @留学先大学独自の保険
- 留学先大学によっては、大学独自の保険への加入を義務付けているところがあります。交換留学の場合については、受入れの許可が決まり次第、相手先大学より案内があります。
- A 海外旅行傷害保険(留学保険)
- 留学中の事故や病気、法律上の賠償金を支払う必要が生じた場合(他人に怪我をさせたり、高価な商品を壊した場合)等、保険金が支給されます。いずれの国へ留学する際にも当該保険には必ず加入してください。
なお、交換留学については、この海外旅行傷害保険に該当する保険制度として、必ず付帯海学制度に加入していただきます。付帯海学に関する詳細については、国際課でご確認ください。
[参考]
■ジェイアイ傷害火災(http://www.jihoken.co.jp)
■AIU保険会社(http://www.aiu.co.jp/travel/) - B学生教育研究災害傷害保険(学研災)・学研災付帯賠償責任保険(学研賠)
- 協定校への交換留学の場合、その協定校(交換留学中)における正課中の事故については学研災・学研賠の対象となります。学研災の詳細については学生生活課でご確認ください。
- C国民健康保険
- 国民健康保険には海外療養費支給制度というものがあります。被保険者が海外で病気やケガで治療を受けたとき、医療保険が適用され、支払った医療費の払戻請求ができます。
- Dクレジットカード付帯海外旅行保険
- 保険内容、適用条件など各会社によって異なりますので、詳細は各クレジットカード発行会社に問い合わせてください。
*クレジットカード付帯の保険は非常に簡易な場合が多いため、内容をよく確かめ、補えない部分がある場合、必ず上記Aの海外旅行傷害保険(留学保険)にも加入してください。