私
事ではございますが、四月から研究室に配属され、担当の先生と研究についての専門的な話をする機会が多くなりました。専門はアパレル情報論、アパレルを情
報としていかに処理し表現するかを論ずる学問です。自分の専門分野である話を、ユーモアを交えながら話すときの先生の目の輝きようといったら他では見られ
ないものであります。それは、その分野を詳しく知るために、どこを見れば面白いのかをよく知り得ているからでしょう。ツボを知っているのです。
こ
の授業の課題テーマを決めるにあたって、奈良を「よく知られた」側面ではなく、「よく知られていない」側面を知り、その情報を世に向けて発信したいと考え
ました。そこで、専門分野を日々研究され、またこの奈良の地で教育・研究をされている奈良女子大学の先生方にお話を聞けば、思いつきもしなかった側面から奈良を
見ることができるのではと考えました。高校生や奈良女生には奈良で学ぶ魅力を、住民の方や奈良で働く方には奈良の新しい見方を伝えたいと考えています。
奈良女子大学 生活環境学部 4回生
西村莉香
〔専門見地奈良とは〕
・先生のご専門の見地から見た『奈良』をテーマに15〜30分ほどお話をしていただきました。学生や住民の方が聞いて「へぇ!」と驚く事実や「ほぉ!」と感心する例などを豊富にお話いただきました。
・その会話を録音し、後日文字におこし編集して、それをメインとしてウェブに掲載しました。
・また、その会話に出てきた難しい単語の説明や、建物や食べ物、絵画の写真を追加として載せました。
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