入学のあかつきには、指導教員のアドバイスを適宜うけながら、
自分なりのオリジナリティのあるテーマを発見し、自主的かつ計画的に調査や分析をすすめることになります。博士後期課程では、たんに学ぶのではなく、研究を通して学ぶことが日々の主要な営みです。
研究の目的は、各自が自由に設定できます。
研究者として独り立ちする道を切り拓くのか、社会人として在学しつつさらに高度な専門職業人へのキャリアアップを目指すのか、ライフワーク的に論文を仕上げること自体を目的とするのかなど、目指すものをしっかり自覚しつつ研究を進めていただきたく思います。
日々の研究の成果は、各種の学術的媒体に掲載される論文として結実させていってください。
そのようにして
公表した複数の論文を有機的にむすびつけ、ひとつの博士学位論文に仕上げることが、博士後期課程在学の大きな目標です。
その過程においては、同輩や先輩である院生仲間との切磋琢磨からも刺激をうけ、多くを学ぶことができます。さらに、各種の学会や研究会などに参加し、自分の実力を客観的に評価する機会を持つことも大切です。
ではそもそも、本講座ではどのような内容の論文の作成が可能なのでしょうか。
各教員の専門領域に関連する内容について指導を受けることが可能ですが、
テーマに関する具体的イメージをつかんでいただくために、本講座修了者の「博士論文一覧」をご覧ください。 研究者としてのひとり立ちといった目標の達成はたやすくはありませんが、本講座(およびその前身)の修了者は、これまでも努力によって道を切り開いてまいりました。詳しくは
「活躍するOG」をご覧ください。
また、皆さんの研究生活をサポートする
「さまざまな支援制度」も充実しています。
さらに本サイトには
「カリキュラム」「入試情報」「学費(検定料や授業料)」「在学生の声」などの情報も掲載・リンクしていますのでぜひ参考になさってください。