ダッカ大学と大学間学術交流及び学生交流に関する協定を締結しました(12月4日)
奈良女子大学は、平成29年12月4日(月)、バングラデシュダッカ大学と学術交流及び学生交流に関する協定を締結しました。本学にとってバングラデシュではチッタゴン大学に次ぎ3校目となります。
本学とダッカ大学とは、これまで一部の研究者間の交流のみでしたが、昨年度今岡春樹本学学長がダッカ大学を訪問した際、両大学間で研究者及び学生の交流を推進したいという考えが一致したことにより、今回の協定調印の運びとなりました。
調印式はダッカ大学学長オフィスにて、両大学関係者に加え、在バングラデシュ日本大使館及び日系バングラデシュ企業の関係者出席のもと行われ、両大学学長のスピーチでは連携に対する抱負が述べられました。また、本学教員からは、本学受け入れに際しての奨学金制度等の説明がありました。
調印式後の懇談会では、終始和やかな雰囲気のなか意見交換が行われ、今後バングラデシュにおいて産官学連携を推進するうえでも非常に有意義な会となりました。
また、協定調印式の後に行った奈良女子大学説明会では、約50名のダッカ大学学生の参加があり、高須国際交流副センター長からの説明を熱心に聞く様子や、積極的に質問する様子から、本学への留学に対する関心の高さが窺えました。
今後は、学生の交流を積極的に推進するとともに、環境科学及び社会学分野を皮切りに様々な分野で教員の共同研究や学術セミナーを実施したいと考えており、ダッカ大学がバングラデシュでの活動の拠点となることが期待されます。
協定調印式の様子
奈良女子大学説明会の様子