SDGs(Sustainable Development Goals: 持続可能な開発目標)が掲げる17の目標のうち、1「貧困をなくそう」、3「すべての人に健康と福祉を」、5「ジェンダー平等を実現しよう」、12「つくる責任、使う責任」の4つをテーマに、学科全教員が自身の専門分野と関連させながら授業を展開し、文化情報学科での学びに必要な基礎的事項の理解を目指します。
文化情報学概論で学んだ社会的課題への取り組みを発展させ、人文社会科学と情報通信科学からのアプローチを取り入れつつ、PBL(特に調査、ディカッション、分析を中心とする)を通して課題解決への道を検討します。
近代日本における基本的な社会政策の流れをおさえつつ、男女さまざまな社会事業家を取り上げ、その生涯と事績を具体的に検討していく。「慈善事業」「社会福祉」といった概念の形成過程についても触れていく。
企業における経営戦略や情報戦略、情報社会で生活するリテラシーなど、労働生活や家庭生活と情報化の関わりから実践的な知識獲得を中心とする。I
本講義では男らしさ(男はこうあらねばならない) / 女らしさ(女はこうあらねばならない)というジェンダー規範が歴史上いかに構築されてきたのかを、身体、家族、戦争という三つの切り口から考える。
食の生産、流通、消費に焦点を当て、国内外の事例を取り上げながら食と農について知識を習得するとともに、身近な「食」から視野を広げ、考えを深めていきます。
どんな人に魅力を感じるかなど身近な人間関係や、心を伝えるコミュニケーション、身内びいきの仕組み、文化によって異なる人間関係など、身近な問題を社会心理学的アプローチにより学ぶ。
日本の法システムに関して基本的な知識を得ることから始め、消費者契約、製品?サービスの安全規制、独占禁止法等市場秩序の維持のための諸制度を順次検討する。
家族社会学の基本的な概念と理論、分析枠組みを学び、家族の変動と現状、家族と社会をめぐるさまざまな研究テーマについて実証的?理論的に検討する。国内外の統計?調査データや各種資料に基づいて、家族現象の背景にある歴史?構造的要因に関する認識を深め、多様化する家族とその現代的課題および新たな可能性を、ジェンダー?社会階層?エスニシティといった観点から考察することも目指す。
社会調査の意義、実施プロセス、分析について簡単な課題?実習を交えて講じていく。
ジェンダー論を学ぶ上で必要な諸理論を、歴史学および社会学の成果を踏まえて体系的に整理する。
情報社会は、私たちに便利さと豊かさを与える反面、サイバー犯罪や情報漏えい等、多くの問題を抱えている。情報社会でどのような問題があるかを充分に理解し、行動すべきかを考えていく。
AI白書の利用動向を題材として扱い、生活文化との関連を調べ、議論し、まとめる。特に人工知能に倫理や権利に関わる課題を詳しく掘り下げる。
現象を数量的に取り扱い、理解する方法としての微分?積分学の基礎を講述する。
連立方程式や固有値?固有ベクトルに関する計算を行なえるように、基本的な行列演算能力を身につける。また、線形空間に関する概念を理解する。
統計は私たちの生活の様々なところで使われている。統計解析ができるようになることを目標とし、統計および確率の基本知識、代表的な確率分布、仮説検定、推定、回帰分析について講義する。
現代の情報社会の一側面を明らかにするべく、もっとも身近なメディアとしてのスマートフォン等のモバイルメディアを取り上げ、それらをめぐる社会現象や言説を文化的?社会的側面から分析する。
情報技術の発展と国際化を考慮しつつ、情報化社会で必要な知識(法律、権利など)を理解し、「情報」に関わる職業人としての勤労観?職業観を身につける。
経営をデータサイエンスの側面で考えることが可能になるための入門的な統計学や経営情報の整理方法を教えます。
人が新しいモノをつくり出すとき、多くの失敗を経験する。しかし「失敗は成功の母」という名言もあり、創造的な仕事をする場合、失敗から学ぶ意義は大きいと言える。