学生の声
心身健康学科
臨床心理学コース 4年
見通 智香子さん
- 奈良女子大学での学生生活を具体的に教えてください
- 1・2年生の頃はほぼ毎日朝9時から1限があり、2・3コマ授業を受けていました。そして学校終わりや休日にアルバイトをしていました。実習や課題との両立が大変なときもありましたが、学科の友達と助け合って乗り越えてきました。学期末には毎回達成感や充実感が感じられます。今は授業が少なくなったので、大学院試験の勉強をしています。
- なぜ心身健康学科臨床心理学コースを選びましたか?
- 私は昔から人間の身体に興味があり、将来は人間に関する勉強がしたいとなんとなく考えていました。そして高校生の時に、自分の外見や性格など様々な悩みを抱える同年代の子たちの心理的援助がしたいと思い始め、心理学が学べる大学を考え始めました。私は心理学だけでなく、身体に関する勉強もしてみたかったので、どちらも学べる心身健康学科を選びました。コース選択では心理的援助を仕事にしたいことと、大学院進学を視野に入れていたことから、臨床心理学コースを選びました。
- 心身健康学科臨床心理学コースの魅力とは?
- 1番の魅力は専攻を2年半かけて選べることだと思います。心身健康学科では心身の健康に関する領域を広く学べます。自分の関心や得意なこと、研究してみたいことが何かを学びながらゆっくり時間をかけて見つけられると思います。また先生方との距離が近いことも魅力だと思います。学生数が少ないので、細やかな指導が受けられます。そして学科全体がアットホームで落ち着く雰囲気なので学生生活に最適な環境だと思います。
- これまでの学生生活で印象に残っていることはなんですか?
- 3年前期にあった臨床心理学実習が印象に残っています。実際の心理検査は見たことがなく、よく見かける心理テストとは違い、専門性の高いものばかりだったので新鮮でした。そしてこの実習では自分を被検者として自分で所見を作成するので、自分の意外な側面や性格傾向が発見でき、自分のことがより知れたと思います。結果をどう読み取ればいいのか難しい時もありましたが、自分を見つめ直す貴重な経験だったと思います。
- 将来の夢・進路を教えてください
- 今は臨床心理学の大学院に進学しようと考えています。大学院でさらに臨床心理学を学び、将来的には不安や悩みなど、身近な心理的問題を抱える人たちの心理的援助ができたらいいなと思っています。
- 受験生の皆さんへメッセージ
- 心身健康学科では幅広い視野で健康を考える力が身に付きます。健康は生きていく中で必ず1度は考えることであり、よりよく生きるためには必須なものだと思います。その健康を4年間、アットホームでにぎやかで面白い心身健康学科で勉強してみませんか?合宿や行事も充実していて、1年があっという間に過ぎますよ。一緒に心身健康学科で自分も心身健康を目指しましょう!