言語文化学領域

コミュニケーションにおける否定・推論・レトリック

吉村 あき子(よしむら あきこ)

研究概要

話し手の伝えたい意味を聞き手は含意を含めどのようにして理解しているのか、を扱う認知語用論(英語学・言語学)が研究領域です。具体的には、英語や日本語の否定関連表現やレトリックのような言語現象に見られる法則性・規則性を明らかにしてきました。現在は、ことばのアイロニーから運命のアイロニーを含む広義のアイロニー現象の全体像解明を目指して研究しています。

アピールポイント

コミュニケーションにおける話し手の意味(含意を含む)の研究経験から、発話の意味の階層性や会話における相手への配慮、人が行う推論や心の構造について講演することができます。また、留学希望学生のために、スカイプによるオンライン・マンツーマン英語レッスンを英語教育に導入した経験があり、関連する知識や情報を提供することができます。国や地方自治体の各種委員を務めた経験も役立てることができるかもしれません。

掲載日:2021/03/31 更新日:2021/03/31