● 地域と環境をまたにかける!
世界には,自然?歴史?社会?文化などが異なる様々な地域があり,その空間的な広がりも大小さまざまです。そして,このような多様な地域の環境を分析?解明する手法もいろいろ考えられます。
地域環境学コースは,人文地理学,自然地理学,環境社会学から構成され,文化?民族,ジェンダー,環境問題,自然災害などに関わる学際領域の地域研究も視野に入れながら,幅広い地域環境学の構築を目指します。
講義は,1回生から受講できる人文地理学?自然地理学?環境社会学といった概論を基礎として, 地域環境学?社会地理学?地形環境学?環境問題論?気候風土学などの専門的な講義が開かれています。
● 自然から人間?文化までまたにかける!
各種地図類,空中写真,衛星データ,各種観測?情報処理機器などの積極的活用や地域調査などを通じて,地域環境を多面的に把握する能力や,国際協力活動に関わる基礎的能力の育成を図ります。
● 世界をまたにかける!
コース専任スタッフは,国内各地での調査はもとより,アジアの発展途上地域や南極などを含む長期にわたる海外調査?滞在の経験があります。このような研究の広さが授業に反映されて,地域環境と関わるさまざまな研究領域や,多様な対象地域について学ぶことが可能になるわけです。
学生の卒業後の進路としては,大学院への進学,学校の教員,一般企業への就職のほか,地図?測量?旅行関連企業への就職や,地域環境行政の第一線に立つ公務員,地域計画や環境アセスメントの調査員,地域環境情報処理のプログラマーなど,専門を生かした活躍の道が開かれています。 |